TOP > 対人・人間関係の基本 > 自己実現型と反対感情併存型

自己実現型と反対感情併存型

人が何か問題や逆境に直面した時に、前向きに挑戦していくことができるかは、その人の性格や気風に依存しています。

どんな困難にも前向きに挑戦するような人が多くいる職場は、人間関係についても良好になると考えられます。なぜなら、自分の夢やビジョンを明確にして、今何をするべきかを認識している人は、職場人間関係も自分の夢に全力投球できるように、よりよいものにしたいと考えるでしょう。

また、人間関係がこじれる背景には、相手を信用できなかったり、悪意を持ってコミュニケーションをすることがあります。人は信頼関係があれば、ある程度意見の対立があっても分かり合うことができるはずです。互いの夢やビジョンを理解しあい、相手の行動や発言の理由を理解できれば、職場人間関係は良好になると思われます。

前向きに生きている人は「自らの夢やビジョン」と「今している活動」が対立しない状態にあるといえます。反対に「自らの夢やビジョン」と「今している活動」が対立している状態のとき、人は前向きになれないのです。

ここでは前向きな人を「自己実現型」と呼びましょう。反対に、夢やビジョンと日々の活動が対立しているため、前向きになれない人を「反対感情併存型」と呼びます。