職場の人間関係、対人関係、コミュニケーション
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職場の人間関係、対人関係、コミュニケーションは、職場の雰囲気を左右し、最終的には生産性に大きく影響します。誰もが楽しく、やる気を出して働ける職場をつくるための人間関係、対人関係、コミュニケーションのあり方を考えます。
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- http://prezen.if.land.to/index.php?e=16ポジティブ感情で問題解決力アップ感情は人間の行動に様々な影響を及ぼすことはよく知られていると思います。仕事で失敗した後の食事はおいしくないでしょうし、楽しい思いをした後には人にやさしくしたりすることがあるでしょう。このように考えると、スタッフ一人一人の感情は職場の生産性にも大きな影響を与えるものだといえるでしょう。日常の些細なうれしいこと、いい気分(ムード)、
Isenによると、ポジティブな気分は、「認知的柔軟性」を高め、「創造的思考」を促進すると指摘しています。
ポジティブな気分のとき、どうなるのか?
ポジティブな気分のときは、以下のような効果が指摘されています。
(1)認知的精緻化が促される
(2)複数の認知的視点をとることが可能になる
(3)認知的柔軟性が高められる
(4)豊かな認知的文脈が構成される
(5)対象を新しい方法で結びつけたり、無関連に見える刺激間の関連性に気づく
(6)柔軟で受容的な思考が促進される。それは創造的であるだけでなく、努力を要する、効果的で広い見通しをもっており、問題や文脈の細部にまで鋭敏である
(7)アイディアをさまざまな方法で体制化し、複数の異なる認知的視点にアクセスすることができる
(8)概念や刺激が持っている複数の側面を知覚し,複数の認知的視点をとることができる
(9)創造的あるいは創発的(innovative)な反応を促進する。こうした反応には認知的柔軟性や,アイディアを新たな方法でまとめる能力が関わっている
(10)ポジティブな気分は認知的素材の体制化―アイディアがいかに関連づけられるかに影響する。こうした気分は、豊かな文脈の中でニュートラルあるいはポジティブな材料に対する精緻化を高め、思考の柔軟性を高める
まとめると、物事を多面的にとらえ、より注意深く認識できるということや、骨の折れるような課題でも受け入れ、努力するということ、さらに、創造的に物事を関係づけたり、発送したりできるということです。
会社がほしがる新入社員のように(一時的に)なれるという効果があるのです。
ポジティブな気分と関係が深いものとして、「ドーパミン」があります。このドーパミンは神経心理学では「脳の報酬系や情動と関わっており、構えや注意の方向との関連」も指摘されています。そのため、ポジティブな気分の下ではドーパミンのレベルが上昇し、注意の方向や視点の選択を柔軟に変えることが可能になり、それが種々の認知課題の遂行を促進するのではないか」と言われています。]]>対人・人間関係の基本2011-07-10T18:57:12+09:00adminBlognPlusadmin
- http://prezen.if.land.to/index.php?e=15自己実現型と反対感情併存型人が何か問題や逆境に直面した時に、前向きに挑戦していくことができるかは、その人の性格や気風に依存しています。どんな困難にも前向きに挑戦するような人が多くいる職場は、人間関係についても良好になると考えられます。なぜなら、自分の夢やビジョンを明確にして、今何をするべきかを認識している人は、職場の人間関係
どんな困難にも前向きに挑戦するような人が多くいる職場は、人間関係についても良好になると考えられます。なぜなら、自分の夢やビジョンを明確にして、今何をするべきかを認識している人は、職場の人間関係も自分の夢に全力投球できるように、よりよいものにしたいと考えるでしょう。
また、人間関係がこじれる背景には、相手を信用できなかったり、悪意を持ってコミュニケーションをすることがあります。人は信頼関係があれば、ある程度意見の対立があっても分かり合うことができるはずです。互いの夢やビジョンを理解しあい、相手の行動や発言の理由を理解できれば、職場の人間関係は良好になると思われます。
前向きに生きている人は「自らの夢やビジョン」と「今している活動」が対立しない状態にあるといえます。反対に「自らの夢やビジョン」と「今している活動」が対立している状態のとき、人は前向きになれないのです。
ここでは前向きな人を「自己実現型」と呼びましょう。反対に、夢やビジョンと日々の活動が対立しているため、前向きになれない人を「反対感情併存型」と呼びます。
]]>対人・人間関係の基本2011-07-06T11:48:25+09:00adminBlognPlusadmin
- http://prezen.if.land.to/index.php?e=14反対感情併存を克服することで前向きになる職場の人間関係を良好なものとするために、大切なことは、メンバー全員が前向きになることです。しかし、人間は大人になればなるほど、前向きに生きることが難しくなります。もし前向きに生きているスタッフが多ければ、その職場はとてもよい雰囲気になるでしょう。今回は前向きに生きるための考え方として「反職場の人間関係を良好なものとするために、大切なことは、メンバー全員が前向きになることです。
しかし、人間は大人になればなるほど、前向きに生きることが難しくなります。
もし前向きに生きているスタッフが多ければ、その職場はとてもよい雰囲気になるでしょう。
今回は前向きに生きるための考え方として「反対感情併存」というキーワードを説明します。
一つの対象に対して、対立する二つの感情を持つことを反対感情併存といいます。
例えば、ある人に対して、好きという気持ちと嫌いという気持ちがある場合です。好きであり、嫌いであるという関係は両立しえないです。このような例の場合、日常の表現では「愛憎半ばする」というでしょう。
ある人を嫌いで、ただそれだけであれば、特に問題はないです。「あいつは嫌いだ」という判断をすればいいだけなので、苦しむことも悩むこともないでしょう。
しかし、好きでもあり、嫌いでもある場合、悩みが生じます。この矛盾した感情は、とても大きな精神的負担となります。
例えば、ベンチャー社長として成功したい。学者として有名になりたい。こういう夢を持つ人は多いだろう。このような夢を心の底から望み、欲しているなら、どんなに辛いことでも我慢し、乗り越えることができるだろう。
しかし、もし反対感情併存であったらどうだろうか?ベンチャー社長として成功したいが、商売にも興味はないし、経済的な成功に対して、心の底では拒否感がある。または、学者として有名になりたいが、勉強は嫌いだ。こんな人がいたとしよう。このような反対感情併存型の人は、商売に努力したり、勉学・研究に励むという前向きな苦しみ以外に、反対感情が併存していることによる精神的負担で苦しむことになります。
反対感情併存型の人は、ベンチャー社長となることや、有名な学者になることが望みでもないし、夢でもないのです。それは執着であり、常に葛藤を伴う苦しみに過ぎません。
もし本当にベンチャー社長として成功したいなら、一生懸命に努力し、商売をより良いものとしていくでしょう。これが前向きな苦しみです。
また、学者として成功したいなら、研究や勉学に励み、より良い成果を出そうと努力するでしょう。これが前向きな苦しみです。
このように、ベンチャー社長で成功する。有名な学者として成功する。という目標が本当に夢であるなら、それは自己実現型の人として前向きに頑張ることができるのです。
しかし、そこに相反する感情が併存する場合、反対感情併存型人間として、前向きな苦しみの他に、余計な苦悩を抱え込むこととなり、人生の質を悪化させてしまうのです。
できる限り、自分の心の中を整理して、反対感情併存という状態を解消するようにしましょう。そうすれば、あなたの人生は前向きなものとなるでしょう。]]>対人・人間関係の基本2011-07-04T22:53:51+09:00adminBlognPlusadmin
- http://prezen.if.land.to/index.php?e=13ドライな職場環境の出現日本人はかつて、職場の同僚や先輩後輩で飲んだり、食事をしたりして、密な接触を持ち、人間関係を保ってきました。このような密な人間関係の中で、いわば疑似家族、疑似(学級)クラスのような環境を作ってきました。このような職場環境を気持ち悪いと考える人もいるかもしれませんが、このような密な関係で構築された会社が高度成長期の
日本人はかつて、職場の同僚や先輩後輩で飲んだり、食事をしたりして、密な接触を持ち、人間関係を保ってきました。
このような密な人間関係の中で、いわば疑似家族、疑似(学級)クラスのような環境を作ってきました。このような職場環境を気持ち悪いと考える人もいるかもしれませんが、このような密な関係で構築された会社が高度成長期の日本を支えてきたのも事実です。
今日では、このような昔気質の職場環境は見られなくなっています。付き合いは9時から5時まで、話す内容は仕事のことのみ、というような人間関係の職場は普通です。
なぜ、このような職場になってしまったのでしょうか?理由はたくさんあるでしょうし、職場や業界によって異なるでしょう。
しかし、大まかにいって、
・ITやゲーム世代が主流になった
・コンプライアンス(法令順守)やリスクマネジメントの徹底
・派遣社員や請負など労働形態が多様になった
などが背景にあるといえます。
このようなドライな職場環境で、円滑な人間関係を作り上げるのはとても大変です。昔のような「以心伝心」という密な人間関係者ないのですから、1から10まで、ちゃんと言葉にして伝え、理解してもらったかを確認しないと、仕事の打ち合わせさえまともにできません。
このような状況では、昔気質に「以心伝心」に頼っていては「できないやつ」になってします。今日の環境に適応して、しっかりとコミュニケーションを築けるビジネスパーソンにならなければいけません。
]]>対人・人間関係の基本2011-01-28T16:22:36+09:00adminBlognPlusadmin
- http://prezen.if.land.to/index.php?e=12「命令」を「確認」に職場では、上司や先輩から「○○して!」「○○しておいて!」など命令する場面がたくさんあると思います。上司や先輩は気軽に使う「命令」ですが、実は「命令」というコミュニケーション手段は難しいものなのです。少なくとも、職場で良好な人間関係を作っていきたいのであれば、「命令」は使わないことです。命令というコミュニケーショ
上司や先輩は気軽に使う「命令」ですが、実は「命令」というコミュニケーション手段は難しいものなのです。少なくとも、職場で良好な人間関係を作っていきたいのであれば、「命令」は使わないことです。
命令というコミュニケーションを使わない方がいい理由は、どんなに丁寧に命令しても、きつい表現になってしまうからなのです。
あなたが上司や先輩だっとして、部下や後輩に命令するとしましょう。あなたが後輩や部下に気を使って命令しても、部下や後輩は少なからず「強制されたような気分」になるでしょう。
人から好かれたいなら、そのような「強制」を人にしてはいけません。最終的に「強制」と同じ結果を得られるように、命令しないコミュニケーションをとった方がいいのです。
その方法こそが「確認」です。確認とは、何かを同じように考えている、知っているということを相手とやり取りすることです。
「見積書を作っておけ」
という命令ではなく、
「見積書を作らないといけないんだ。お願いできる?」
という確認にしてみましょう。
「今日中に仕上げろよ」
ではなく、
「今日中に仕上げられそう?」
と言ってみましょう。
きっと、周囲の人はあなたのコミュニケーションの柔らかさを感じるでしょう。
確認の表現を使って、強制的な雰囲気を出すこともできるので、気を付けて確認するようにしましょう。
]]>対人・人間関係の基本2010-12-02T21:18:26+09:00adminBlognPlusadmin